2015年6月7日日曜日

第50回日本理学療法学術大会

先日、東京国際フォーラムで開催された日本理学療法学術大会に参加した。

私は2日目に発表を行ったのだが、なかなか緊張しましたねぇ。
私の発表に関しては、また後日まとめを行うとして・・・・。

今回は50回の記念大会という事もあり、多くのシンポジウムが企画されていた。

シンポジウムの中で、基礎医学の重要性とともに基礎医学を臨床応用していくことの大切さについて多く語られていた。

通常医学などでは、動物実験を含めた基礎医学の情報を基に臨床試験を経て臨床に応用される。しかし、理学療法分野では基礎医学の情報はまだまだ少なく、経験則に基づいているものが多いとの事であった。

 
これからの理学療法発展のために、基礎医学研究も重要であるが、臨床に携わる理学療法士としては、基礎医学の観点から治療プログラムを立案することが大切である。
1症例を大切にし、科学的な根拠に基づいた治療を行うことが重要で、症例報告を通じて基礎医学の臨床応用を発信する必要がある。
 
 
これまで神経可塑性や姿勢コントロールのメカニズムなどをまとめてきたが、その重要性を再認識させていただいた良い機会であった。
 
 
これからも科学的知見についてのまとめを継続していき、症例発表としての発信も行っていきたいと思う。
 
 
書籍の紹介
脳卒中片麻痺患者に対する理学療法
 


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