2015年2月15日日曜日

ニューロリハビリテーション(神経可塑性のメカニズム)その②

前回の続き・・。

前回は神経可塑性のメカニズムについてまとめた。

今回は、臨床への応用についてまとめていきたいと思います。


運動麻痺回復へ向けてアプローチする際には①時期と②アプローチの選択が大切になる。


●運動麻痺回復ステージ理論●
原寛美先生などがよく言われていることであるが、運動麻痺回復のためには3つのステージがあるといわれている。
1st stage:残存している皮質脊髄路の興奮性を向上させる時期
2nd stage:皮質間のネットワークの再編を行う時期
3rd stage:シナプス伝達効率の向上化を図る時期
 
各ステージに応じたアプローチ方法を選択することが大切らしい。
 
 
 
●アプローチ方法の選択●
脳卒中のアプローチ方法は文献を調べていくと山ほどあり、どれがどの患者に適しているのか選別するのは難しい。
しかし、山ほどあるアプローチ方法もカテゴリー分けをしていくとおおよそ3つに分類することができるらしい。
1つ目は、体性感覚情報を入れることで細胞の活性化および運動を誘発するもの
 
2つ目は、脳の中で運動のイメージ等を行い運動プログラミングを行うもの
 
3つ目は、企画した動作と実際の動作とを統合するもの(イメージと感覚情報の統合)
 
どうやら運動麻痺回復ステージに合わせて、この3つに分けられたアプローチ方法をうまく選択すれば運動麻痺回復へ向けた関わりが持てるようだ。
当たり前のことではあるが、適切な時期に適切な治療介入を行うことが大切であろう。
 
次回は、1st stageのアプローチについて詳しくまとめていきたい。

 
 

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