脳卒中ガイドラインでは座位.・立位、
また、早期に歩行が自立しない限り、
しかし、急性期脳卒中患者には、症状の増悪や合併症、
そういった場合、
それではどのようなアプローチを行えば良いだろうか?
前回のブログでも示したが(前回のブログはこちら)、将来的な歩行獲得の為には急性期のうちに安定した座位保持ができる
そのため、
●体幹機能向上に向けたアプローチ●
発症早期の脳卒中患者を対象に臥位や座位にて体幹機能向上に向け
アプローチ群では、
介入の結果、アプローチ群はコントロール群に比べ、
(Saeys W et al.:Randomized controlled trial of truncal exercises early after stroke to improve balance and mobility.Neurorehabil Neural Repair,2012,26(3):231-238 )
つまり、立位や歩行訓練が困難な状態でも、臥位や座位にて体幹機能向上に向けたアプローチを実施することで将来的な立位バランスや歩行獲得へ向けたアプローチが可能であるという事である。
また、歩行を優先的に実施した群と起居・移乗などの基本動作を優先的に実施した群を比較したところ両者ともに運動機能、移乗・移動能力、ADLが向上し、プログラムの差異による違いは認めなかった(平野ら)という報告もあり、必ずしも立位・歩行訓練を積極的に実施しなくても、基本動作に積極的に関わることで将来的な歩行・ADL向上につながると思われる。
本日はここまで。
続きはまた次回。。。
書籍の紹介
脳卒中片麻痺患者に対する理学療法
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