7月28日と29日に大阪で行われた第8回日本ボバース研究会に参加した。
今年度は訳あって発表はできなかったが、多くの先生方の発表を聞いて大変刺激を受けた。
来年こそは・・・。
特別講演では、ロボットの研究を中心に行われている2名の先生の講演を聞く事ができた。
近年EBMが重要視されているが、EBMに用いられるエビデンスは疫学的な情報に限られている。
一方、リハビリテーション分野の基礎医学の情報は少なく、不十分である。疫学的に比較・検討を行うにしても、通常の医学では、工学や動物実験を含めた基礎医学の情報をもとに臨床試験を経て臨床に応用される。
基礎研究の情報が少ないまま、比較試験を行い、その結果をもとに臨床を実践するのでは、質の高いリハビリテーションを提供することは難しいように思う。
リハビリテーションの質を高めるためにも、基礎研究を進めるとともに、基礎研究に基づいた評価・介入を進めることも重要だと思う。
そして、その介入結果に基づいて疫学的な研究を進めるというサイクルができたらよいと思う。
さいごに、
今回ご講演いただいた内容を個人的にまとめてみました。
興味のある方はご覧ください。
本日はここまで。
続きはまた次回。。。
書籍の紹介
脳卒中片麻痺患者に対する理学療法