この度、アメリカ脳卒中学会(American Stroke Association)のオフィシャル誌「Stroke」に論文が掲載されました。
・・・とは言っても、今回は共著であるため名前を載せて頂いたという程度ですが。
今回掲載された論文は、Assessment Model to Identify Patients With Stroke With a High Possibility of Discharge to Home(急性期脳卒中後の自宅退院可能性の評価指標の開発)というタイトルであり、脳卒中発症3日以内に測定した評価項目を基に急性期病院から直接自宅退院が可能か否かを判断する指標を作成したものである。
近年の脳卒中患者は軽症化が進んでおり、特に脳梗塞の患者においては7割近くが急性期病院から退院している(某脳神経センターのデータより)。そのため、入院直後より退院へ向けた支援を行うことが重要であり、今回開発された評価指標を利用することでよりスムーズに支援を行うことが可能となると思われる。
興味のある方は、論文も読んでみてください。
Assessment Model to Identify Patients With Stroke With a High Possibility of Discharge to Home
本日はここまで。
続きはまた次回。。。
書籍の紹介
脳卒中片麻痺患者に対する理学療法